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代表ブログ:生きていることは当たり前じゃない――二つの場所で命の尊さに触れた、大切な休日

にこまるさんブログ | 命の尊さと感謝を紡ぐ場所

生きていることは当たり前じゃない――二つの場所で命の尊さに触れた、大切な休日

新緑の美しい風景

みなさん、こんにちは。にこまるの廣中志乃です。

先日、ずっと観たいと思っていた『春の香り』という映画を観に行ってきました。脳腫瘍(膠芽腫)と闘った女の子、春香ちゃんの実話を描いた作品です。

劇場の舞台挨拶には、春香ちゃんのご両親がいらしていました。実はお父さんは元先生で、以前からの私の知り合いでもあります。お父さんは現在、春香ちゃんが遺した『バツくん』という絵本を手に、各地で啓発活動をされています。

漫画家になりたかった春香ちゃん。病気で右手が不自由になっても、今度は左手で「生きたい」と言いながら描き続けました。世の中から疎まれる「バツ」だって、成功の元になるんだと、そこに新しい価値を見出す絵本です。

脳腫瘍が原因で、時には錯乱状態になってしまうこともありました。それでも春香ちゃんは、その時の記憶が自分にあるからこそ、ご両親に「ありのままの日記をつけてほしい」と頼み、その日記を毎日読み返していたそうです。なんて聡明な女の子なのでしょう。映画では、ご両親やお姉さん、ご家族の葛藤もありのままに描いていて、胸が苦しくなる瞬間もありました。

世の中から疎まれる「バツ」だって、成功の元になるんだと、そこに新しい価値を見出す絵本。

映画の後、すぐに移動して、午後はある整形外科の先生の出版記念講演会へ向かいました。

重症心身障害(重心)の子どもたちを診ることをメインにされている、数少ない貴重な医師です。

「支援者の知識が少ないことで、子どもたちが怪我をしたり、心地よく過ごせなかったりする現場を打破したい」――そんな強い思いから、本を執筆されたそうです。そしてその先生のお話の中にも、やはり「生きたくても生きられなかった子どもたちへの想い」があふれていました。

いただいた命を、どう生きていくか

午前と午後、それぞれの場所で命の尊さに触れ、私は改めて強く思いました。

「生きていることって、やっぱり当たり前じゃないんだ」と。

それならば、このいただいた命を、私はどうやって生きていくべきなのか。

これまで、私は本当にたくさんの方々に支えてもらい、助けてもらって今があります。だからこそ、その感謝の気持ちを、周りの人たちに少しでもお返しできるような自分でありたい。そんなことを深く考えさせられた、大切な休日になりました。

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